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2019年3月23日土曜日

岩手県宮古市重茂漁港でメカブをへずったぞ!!

3月14日、ホワイトデー。
宮古では早朝に雪が降っておりました。



ホワイトホワイトデー
三陸観光プランナー養成塾in宮古の2日目でした。

藤織は事情で2日目のみの参加でした。
前日にゲストハウス3710に泊まり早朝3:30起床。
4:00に重茂(おもえ)漁港へ出発。

ワカメの収穫体験(部位を分ける作業)を手伝わせていただきました。




私は主にメカブをとる作業をしました。
メカブって刻まれる前、どんな形だか知らない方もいるでしょう。



こんな感じです!
ヒダヒダになってるところがメカブです。
ワカメの根っこ付近にあるんですよー。


で、このメカブを専用の道具で
「へずる」んです!
(若い漁師さんがへずるっておっしゃってたので真似しましたw削り取るみたいなことかな?)



ヌルヌル滑るので見た目以上に難しく握力が奪われていきます・・・
でもズゥルリィン!!!と気持ちよく剥がれることもあり、それは快感です💓



ここの作業場では茎わかめや塩蔵ワカメ用の部分などに分ける作業も行われていました。
全国の生協などに出荷されるそうです。



重茂のワカメは歯ごたえが自慢なんだそうです。

そう言われると、食べてみたいですよね?
なんと、作業の後はとれたてワカメたっぷりの朝食をみんなで頂きました!




生のワカメのシャキシャキ感が味わえる味噌汁!
温かい汁をかけた瞬間にワカメが緑色に変わります。

塩蔵ワカメの天ぷらやワカメの茎の和え物も超絶おいしかったです。



とれたて茹でたてメカブや
自家製イクラ・塩ウニ、荒巻鮭、マグロのお刺身などを
贅沢にご飯に乗っけて究極の朝ごはん完成✨



格別でございました・・・。


また、なかなか手に入らないらしいですが
茎わかめ入りアワビのアヒージョも最高においしかったです!!



ワカメがパンに合うなんて、驚きです。





食後は少し歩いて「黒崎神社」という場所へ。
海が見える神社は立派で
まさに「秘境」といった感じでした。



大津波も免れたという神秘的な場所。
多くの漁師さんが大漁祈願を拝みに来るそうです。



宮古の重茂はアワビや焼きウニも名産で
季節ごとに美味しい海の幸が取れるそうです。
そして漁師さんみんな結構稼いでいけてるそうですよ〜。

若い子も漁師やりたがるわけだ!




さて、
このワカメ収穫体験はまだ旅行プランやツアーになっていませんが
そのうち実現するかも!?
ということで、是非とも私ももう一度あの究極の朝ごはん食べたいなーー。

肌寒い作業場で早朝から頑張った後のあのご飯・・・。
味噌汁が染みるんだわぁ・・・。


ツアーが実現されたら絶対参加オススメです。

宮古も魅力的な場所だなぁ・・・
岩手県ってやっぱ良いね!

2019年3月6日水曜日

陸前高田市『建築とアートを体感する』〜陸前高田で、伝統と新たな試みを味わう〜

三陸DMOセンターの第5回三陸観光プランナー養成塾(トライアルツアー)
に参加しております。


3月2日〜3日は陸前高田市に行って参りました。
藤織、実は初めての陸前高田です。

久慈市から車で4時間くらいと聞いていましたが、
藤織の巧みな運転技術を駆使すれば4時間半です⭐️



陸前高田市といえばすぐ、「震災復興」というワードが思い浮かぶと思います。
綺麗な道路、綺麗な街並み・建物は被害の大きさそのものを表していると感じました。



しかし今回はあえて「震災復興」を主軸にしない観光ということで、
陸前高田の魅力をたっぷり教えていただきました!

まず、このパンフレットは観光関係者パクりたい1グランプリ優勝(笑)



あえて全てを説明し切らず
あえて写真で見せ過ぎず
個々で書き込めるスペースがあります。



私はこんな風に付箋にメモして貼りました。
これ、すごく楽しい!
このパンフを作って行くこと自体が旅の思い出って感じです。


まず参加者が集まったのは
「ほんまるの家」
公園の一角のスペースで、”木陰で休憩するイメージ”のお洒落な建物。
キッチンもあってワークショップなんかもできるそうです。



そして田崎飛鳥さんの絵を鑑賞しながら
飛鳥さんのお父様のお話を聞きます。



飛鳥さんは知的障がいを持っている画家さんです。
お父様の「感性に障がいは無い」と言う言葉が印象的でした。

震災直後〜現在に至る作品に
色使いや筆のタッチの違いが飛鳥さんの心の様子が表されています。


一行は一旦、
「PECHIKA Cafe&Library」



建築のことは私にはよくわかりませんでしたが
木のぬくもりを感じる、とてもお洒落で落ち着くカフェでした。



ペチカ、と言うだけあって暖炉があります。
暖かくて最高です。コーヒーも美味しかったです!





そしてもう一度「ほんまるの家」へ
WSとして小泉木工所さん指導のもと「組子」を体験しました。



不器用藤織、大苦戦でしたが
丁寧に教わり(やってもらい)、
なんとか完成!すごっ!ステキじゃない???



レベルにあった模様があるので器用な方ももちろん楽しめます。



今回私はやりませんでしたが
菊池畳店さんによる「ミニ畳づくり」もありました。



伝統技術がすごい。陸前高田。
普段やれない体験、そして作ったものがお土産になるって良いですねー♪




その後、三陸DMOセンターによる講座があり、
いよいよ美味しい夕飯!❤️


「Bricks.808ブロックハチマルハチ」と言うお店
陸前高田周辺の地物を使った洋食はどれも絶品!!



あまーいホタテのカルパッチョ!
プリップリの牡蠣のパスタ!
桑の実ソースがかかったやわらかーい鹿肉!
とにかくお腹いっぱいを通り越すくらいたくさんのお料理をいただいて大満足です!



日本酒、酔仙「三陸」は飲食店限定なんだそうです。



そりゃ美味しいですなー。




宿泊は「箱根山テラス」
すごく綺麗で朝はテラスからうっすら海が見えます。
木々に囲まれて落ち着いた雰囲気。



そしてお洒落感。



お気づきでしょうが、陸前高田はお洒落感がすごいのです。
これ、私が初めて陸前高田に来た一番の感想です。


翌日、
最初は「気仙大工左官伝承館」へ。
気仙大工の技術を受けつぐために建てられたものなんだそう。



ただ見るだけでは「昔ながらの立派な家だな〜」
と言う感じですが、
『実はここがすごい!ここがポイント!』と言う解説をしてもらうと味わいは格別。
神社などを見る目も変わってきそうです。



前日に組子やったのでこのすごさがわかります・・・巧みですなぁ。


次に「陸前高田市東中学校」へ。
普段は一般開放されていないので今回は特別見学です。



お洒落な佇まいは言わずもがなですが、
災害対策の工夫が至る所にされています。



海が見える教室・・・憧れるなぁ。
(多分私は勉強しなくなるw)


体育館の天井すごい高くて「バレーボール挟まんないじゃん!」って思いました(笑)



続いて「三陸館」さんへ。

(絵は撮影NGだったので素敵な神棚を)

画家 畠山孝一さんの立派なご自宅を一部開放した私設美術館。
ダイナミックな岩の絵は「ジオ」を感じる雄大さ。
まさにアート・・・


最後は
「農家カフェ フライパン」




りんごの直売所をDIYして作られたカフェです。
藤織は「りんごバーガー」をいただきました。



シャリシャリのリンゴがお肉に合うー!
びっくり。じぇじぇじぇ。
子供づれでも安心のキッズスペースもありです。
月替わりカレーも美味しいそうですよ!


💕💕💕💕💕


陸前高田市は
ほんとお洒落で、贅沢な時間を過ごせるところだなぁと思いました。
カフェも多いし、海も見えるし、そうゆう時間を過ごしたい方におすすめです。

建築やアートに関しては少しでも興味ある方には
あっと驚く面白みがたくさんありますよ。
もちろんあまり興味がない方でも思わず「へ〜」と感心しちゃいます。



また来たい陸前高田。
4時間半かけて、でも!!!


✳️写真少なくてごめんなさい💦